戦国BASARA3の新キャラについて、どうおもいますか?
戦国史に敬意を持たず知識もない、あるいはそもそも歴史そのものに興味の無い製作者達の手によって、
Wikiの記述やコンビニ売りの歴史トリビア本等を頼りに、適当にでっち上げられたウケ狙いのオリジナルキャラクターばかりであると思います。
各武将においてそれぞれの大事な基本設定が完全に無視され、珍奇な異説・トリビアばかりが取り上げられています。
そういう意味ではそりゃ奇抜で斬新に見えるかもしれませんが、ある程度戦国史の知識のある人からすれば「子供騙し(歴女騙し)の知ったかぶり」以外の何物でもないでしょう。
もしこれが戦国武将の名を使わない、オリジナルの「アクションゲームのキャラ」ならば私も好感を持ったかもしれませんが・・・。
-追記です-
新キャラの人選についての疑問を少し述べさせていただきます。
一応BASARA3は「関ヶ原の戦い」を謳っていますが、現在公式サイトに並んでいる武将名を眺めても、そこからは「関ヶ原」を描こうという意思は微塵も感じられません。
まるで「信長の野望シナリオ1・桶狭間の戦い」のような人選です。製作者の方は何か勘違いしているんでしょうか。
「関ヶ原」という出来事&伝承を語るために「地方領主・姉小路」なんてキャラは必要なんでしょうか?
加藤清正、福島、池田、藤堂、細川、山内、井伊、宇喜多、鍋島、吉川広家などの諸々のエピソードに関わる人物達よりも、北条や尼子などのほうが「関ヶ原」らしいとでも思っているのでしょうか?
これらの新キャラ、旧キャラの顔ぶれを見る限り、BASARA3は「関ヶ原の戦い」という名前だけを使って全然関係ない別の戦いをする事になりそうです。ゲームとしてはそれでいいかも知れませんが、少なくとも「歴史」だー「戦国」だーなどと名乗る資格は無いのではないかと思っています。
私はBASARAを批判する事の多い人間ですが、歴史を題材にした娯楽作品において、史実と異なるかたちでディフォルメされる事は当然のことだと思っています。
ですから、たとえBASARAで武将が女性になろうがロボットになろうが宇宙人になろうが構いません。それは娯楽作品としての「ゲームの都合」ですから。
私が嫌なのは、BASARAが「ゲームとしての都合」として行なったそれらのディフォルメに対して、無理に俗説と結びつけて、「マニアックな歴史ネタ」に仕立て、歴史をこれから学ぶであろう多くのファンの人に誤解を与え続けている点です。
また、その結果としてBASARAという作品が"「マニアックな歴史ネタ」が多いのに基本的な歴史描写が薄い"という歪んだ作品になっている事にも不満を抱いています。
「俺は応用問題が得意なんだ」と言って基礎の勉強に手をつけない学生は、大抵の場合、ただの見栄っ張りのバカです。
BASARAにはそういうものを感じます。
石田三成はもし出るとしたらかっこ良かったらいいなと思っていたので光秀みたいな白髪のロン毛だったので残念です。
徳川家康は成長してかっこよくなったと思います。
大谷吉継は声がマダオで面白いです。
まーた濃いキャラが出てきたな~って感じです。
私は別によいと思います。ただ、三成にモフモフ(某無双の)がなかったのがショックだったりします(オイ
孫市が女になってますがあんまり気にしてませんし。
あのゲームに歴史的な整合性は求めませんが、とりあえず石田三成がデビルメイクライのバージルだなぁと。
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