2012年5月3日木曜日

戦国BASARA3のキャラクター設定に関しての質問です。 小早川秀秋についてですが、

戦国BASARA3のキャラクター設定に関しての質問です。





小早川秀秋についてですが、

戦国BASARAでは意図的に「彼を馬鹿にすることで笑いを取ることができる」「彼に対しては何をしても構わない」といったキャラクター設定にされているように見受けられます。



それについて私には、公式が「小早川秀秋は元々人気もないし、どんな扱いをしても構わない」といった風に考えているように思われてなりません。

また、彼に対して酷い扱い(叩く、足蹴にする、馬鹿にする等)をする武将についても史料でそういったことを記したものは見る限りではありませんでした。



これらは武将に対する侮辱であり、人気の有無に関わらず、実在した人物に対してやっていいこととは思えません。それを面白いと茶化すことも最低なことだと考えています。

勿論、良い面ばかりを描き悪い面を無視しろと言っている訳ではありません。

ただ、ありもしない悪行をでっちあげるような、不当な悪印象を与えかねない描写は、実在した人物をモデルにしたキャラクターに対してすべきではないと思っています。



反論のある方もいると思いますが、上記はあくまで一例に対する私の受け取り方であることを踏まえての回答をお願いします。





■質問1

戦国BASARA3の小早川秀秋と諸将の彼に対する接し方について、どのように感じましたか?



■質問2

上記した私の受け取り方について、どのように感じましたか?



■質問3

実在した人物を描くということについてあなたはどのように考えますか?









戦国BASARAファンの者です。





とても可哀想だと思いましたが、最後は自分の意思で徳川側の仲間になり、強いところも見せていました。戦闘でも防御が堅く、なかなか倒すのが難しく、もっと早く自分に自信をもって良かったのではと思いいと思いました。

諸将のキャラについては元の設定が設定なので…なんとも言えないですね。

(石田三成の場合は裏切を許さない=それをどこか恐れていて自信がない心境があの態度なのかなと思います。)





そう思う方がいらっしゃるのも当然だとは思います。戦国BASARAは史実を殆ど無視で絶対に無いだろうと、突っ込みきれない滅茶苦茶な世界感が売りなのだと思いますが…

それ故にやり過ぎてしまったり、本当の歴史ファンにはふざけてるようにしか見えないのかと。最初から万人が納得出来るような物では無いですね。





とりあえず、許可や了承を得てから作った方が良いと思います。このゲームはそれが失敗な所ですので。












■質問1について

最初に感じたのは嫌悪感ですね。

ただし、歴史との関連についてではなく、

純粋なキャラクター描写に対しての個人的な嫌悪感でした。

「平気で弱者をいたぶるような、性格の歪んだ悪役」キャラは

(なぜか)アニメ好きな女性達に好まれる性格設定の定番の一つですが

そんなキャラを引き立てる為に

わざわざ「いじめられて当然なムカつく弱者」キャラ(秀秋ですが)を設定し、

延々「いじめ」シーンを見せつけられるのは正直、良い気分ではありませんでした。

ただ、これは私の感じ方なので、

BASARA好きな方々にはああいうのが面白く思えるのかもしれません。



■質問2について

全てに同意、というわけではありませんが

お気持ちはわかります。



■質問3について

歴史を題材にした作品においては

登場人物に史実以外の様々な人物設定を盛り込む事は往々にしてあります。

ですが、そういうオリジナル要素の「下地」として、

最低限「その人が何をしたか」という事実を踏まえるべきだと思います。

世の中の多くの歴史創作作品はそういう形で色々なタイプの歴史人物像をあらわしてきたはずですが、残念ながらBASARAにはそれが抜けています。

小早川秀秋なら、



●立場

関ヶ原の勝敗を左右する戦力を有し、東西両軍から重要視&警戒された



●行動

ギリギリまで旗色を鮮明にせず両軍を困惑させ、最後の最後で寝返った



●結果

東軍を勝利に導く手柄を立てたが、他者の侮蔑・反感を買った



この三点は大抵の歴史創作作品が踏まえている、基本的な事実です。

この事実を踏まえた上で、秀秋を「バカ」とか「調子こいたガキ」とか

あるいは「欲深な野心家」などという人物像を導き出すのであれば、

私はそれで良いと思いますし、

実際にそのような描写をしている作品は多くあります。



BASARAがおかしいのは、その最低限の歴史上の事実も踏まえずに

ただ単にイメージ優先で人物設定されている点です。

「ムカつくいじめられキャラ」と歴史事実を繋ぐ接点を提示するならともかく、

そのキャラ付けだけでストーリーをデッチ上げられては、たまったものではありません。



西軍に酷くいじめられたので東軍に逃げたが、その行動は戦局にも何にも影響を与えていない・・・

それは歴史上で知られる小早川秀秋とはとても言えません。

小早川秀秋の名前を使った「別のなにか」です。







戦国BASARAの設定上そう動いてるキャラクターが実在した人物の名を冠している事が気に食わないのですね。アニメやゲームをする人間が実在のモノを貶めるのは言語道断ですが実在するモノを愛するが故とは言え所詮作り物にしか過ぎないモノを非難し過ぎると言うのも理性に欠けます。本当に問題だと思われるならこんな所で意見等集めてないで同志を募って分厚くレポートでもまとめてメーカーに抗議をするべきなのではないでしょうか







そもそも、史実の小早川秀秋からして、



「ウッヒッヒ~☆ ココか~? ココがええのんか~? ん~?」



などと嘲笑しながら、農民をなぶり殺しにしようとしたところ、瀕死の農民に股間を蹴られ



「ウッピョ~☆」



とか奇声を発し、そのまま死んでしまったとか言われてます。



大谷吉継にまで



「この人面獣心野郎が! 3年以内に呪い殺してやる!」



とか言われてますし、『何を言われても何をされてもしかたないダメ人間』という扱いは自業自得。



あと、小早川秀秋のカッコイイ部分(裏切り者、サディスト、二本の鎌)は、明智光秀がもってっちゃったので、もう使えないのであります。

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